AOTS成功事例大会
“Investing in People for a Better World”
AOTS帰国研修生から寄せられた26カ国198件の成功事例のうち、厳選されたベスト・プラクティスの各代表(発表者)10名が国際連合大学本部に会して、AOTS成功事例大会が開催されました。発表者10名は、ノミネートされた部門(「技術移転」、「文化交流」、「社会貢献」)のAOTS大賞の受賞を目指し、緊張の面持ちながらも大変熱意がこもった成功事例を各自発表しました。
AOTS成功事例大会の目的は、日本で研修の成果を帰国後の活動に生かして得られた教訓などの貴重な経験資産を、できるだけ多くのステークホルダーの皆さんと共有することと、世界各地でさまざまな活動をしている帰国研修生による“成功の連鎖”を引き出すことでした。そういう意味で今回のベスト・プラクティス10件は、所期の目的を果たすには、どれも非常に優れた内容でした。
また、本大会の終盤にパネルディスカッションを行い、「開発途上国のキャパシティービルディングにおける民間セクターでの人材育成の意義と重要性」というテーマで、関係する国際機関の代表者の方々と密度の濃い議論を行いました。

(前列)成功事例発表者10名、(後列)パネルリスト、モデレーター並びにAOTS大賞選考委員
開催概要
| 日時 | :2009年10月27日(火)13:00〜17:30 (受付開始 12:15) |
|---|---|
| 場所 | :国際連合大学 ウ・タント国際会議場(3階)(東京都渋谷区神宮前5-53-70) |
| 参加費 | :無料 (定員360名) |
| 主催 | :財団法人海外技術者研修協会(AOTS) |
| 協賛 | :国際連合大学本部(UNU) |
| 後援 | :経済産業省、アジア開発銀行、 国連工業開発機関 ITPO、世界銀行 |

主催挨拶
AOTS理事長 金子和夫

国連大学学長代理(客員教授)
高橋一生氏
成功事例発表者のプロフィール
<技術移転部門>
「ひとづくりは企業発展の源泉」 (PDF 647KB)
Warisa Amonchanchaikul氏(タイ)

バンコク在住。Denso International Asia Co., Ltd. のHRDセンターに勤務。
現在Denso Training Academy Thailand (DTAT)にて技術インストラクターを務め、通算3,000人に上る社員を研修した実績を有する。
*レポート提出者のSongtham Hattha氏に代わって発表。
- 研修参加歴:
- 2005年 技術研修
[(株)デンソー技研センター受入]
「AOTSとともに優れた人材を育成する」 (PDF 630KB)
Neeraj Dhingra氏(インド)

スラート在住。インド最大民間企業であるReliance Industries Ltd.のポリエステル部門マネージャーを経て、現在同社ハジラ事業所の品質部門リーダーを務める。同事業所の2007年デミング賞事業所表彰の受賞においては、社内の中心的な役割として大きく貢献した。
- 研修参加歴:
- 2004年 管理研修
[品質経営研修コース]
「住友電装での技術研修経験とその成果」 (PDF 723KB)
Yap Wai Luen氏(マレーシア)

ジョホールバル在住。住友電装(株)で生産管理、IE技法等の技術研修を受け、帰国後は自社(J.K.WIRE HARNESS SDN. BHD.)の組立部門の管理者として勤務。IEによる生産性向上手法を社内に普及させ、成果を上げている。
- 研修参加歴:
- 2005年 管理研修
[利益創出型工場管理研修コース]
「『架け橋』として、重責と共に辿ってきた遠い道」 (PDF 805KB)
何立林氏(中国)

大連市在住。1995年より、大連親信能実業発展公司及び大連AOTS学友会(大連AOTS同窓会)勤務。現在、秘書兼副秘書長。同窓会*レポート提出者の大連AOTS同窓会を代表して発表。
- 研修参加歴:
- 同窓会職員のため参加経験なし
<経済・文化交流部門>
「日本企業における7つの価値」 (PDF 656KB)
Hugo Lopez Araiza Vega氏(メキシコ)

メキシコシティ在住。1985年にコンピュータ教育を事業とするBrain Computer Center社を設立し、現在まで社長として従事。また、1995年から1999年までAOTSメキシコシティ同窓会会長を務める。
- 研修参加歴:
- 1983年 技術研修
[(株)荏原製作所受入] - 2000年 管理研修
[技術経営研修コース] - 2003年 管理研修
[中南米品質経営研修コース]
「印日交流活動」 (PDF 622KB)
Mulvadi Raghupathy Ranganathan氏(インド)

チェンナイ在住。港湾会社を経て、自身のソフトウェア会社を設立し、現在Nihon Technology Private Ltd.の会長。長年に亘る日印友好への功績が認められ、2005年には旭日双光章を受章。 AOTSチェンナイ同窓会会長。
- 研修参加歴:
- 1972年 技術研修
[マーケティング部長。AOTS研修で東亜港湾工業(株)受入] - 1977年 管理研修
[生産管理研修コース、東亜港湾工業(株)受入] - 1985年 管理研修
[品質経営研修コース]
<社会貢献部門>
「夢をかなえる:女性対象職業訓練事業」 (PDF 632KB)
Edgar Morris氏(インド)

コチン在住。マドラス州政府、工作機械製造会社を経て、耕運機を製造するKAMCOに勤務。同社及び関連会社のKerala Agro Industries Corpで役員を務めた。元AOTSケララ同窓会会長。
- 研修参加歴:
- 1977年 技術研修
[久保田鉄工(株)受入] - 1981年 管理研修
[国際管理研修コース] - 1988年 技術研修
[ダントー(株)受入]
「夢の畑:青少年啓蒙サイト活動」 (PDF 651KB)
Songyos Srijohn氏(タイ)

サムットプラカーン在住。1989年よりタイ最大のセメント会社The Siam Cement Public Co., Ltd.に勤務し、現在も同社で上級管理職を務める。2001年には自身のウェブサイト“Farm Phun”が青少年向け優秀サイトとして政府より表彰を受けた。2007年よりタイ商工会議所役員。
- 研修参加歴:
- 1996年 技術研修
[新日本製鐵(株)受入]
「ネパール農村部における地域開発と環境保護事業」 (PDF 710KB)
Amira Dali氏(ネパール)

カトマンズ在住。日本留学を経て、AOTS技術研修に参加。その間に日本社会の平等意識、労働倫理、問題解決手法などから大きな影響を受ける。帰国後日系企業に勤務の傍ら、1991年にNGO ”Love Green Nepal”を設立、農村開発と女性教育を推進している。
- 研修参加歴:
- 1981年 技術研修
[三井物産(株)受入]
「ガーナGRATIS財団:公的援助への完全な依存からの
財務自立化と組織改革への移行」 (PDF 538KB)
Kwabena Dankyi Darfoor氏(ガーナ)

アクラ在住。2000年から2006年までGRATIS財団の役員として、国内小規模企業の技術支援事業に従事。同財団での成功が評価され、現在はEUとガーナ政府の共同事業であるMicroprojects Management Unitのプログラムマネージャーとして勤務。
- 研修参加歴:
- 2004年 管理研修
[アフリカ企業経営研修コース]
AOTS大賞授賞者
AOTS技術移転大賞
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AOTS文化交流大賞
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AOTS社会貢献大賞
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AOTS大賞選考委員
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パネルディスカッション
開発途上国のキャパシティービルディングにおける民間セクターでの人材育成の意義と重要性
- モデレーター
AOTS常務理事 楠田昭二 (上段・左)
- パネリスト
国連大学客員教授 高橋一生氏(上段・真中)
アジア開発銀行駐日代表 中森邦樹氏(上段・右)
UNIDO東京事務所代表 西川泰蔵氏(下段・左)
世銀駐日特別代表 谷口和繁氏(下段・右)

(モデレーター)楠田

高橋一生氏

中森邦樹氏

西川泰蔵氏

谷口和繁氏
松下忠洋経済産業副大臣を表敬訪問
翌10月28日、成功事例発表者10名は松下忠洋経済産業副大臣を表敬訪問し、大変和やかな雰囲気の中、AOTS研修の成果について各自報告をしました。






























