平成22年度「海外産業技術者の受入研修事業」の実施報告

2011年5月9日
事業推進部 事業受託2グループ

平成22年度「海外産業技術者の受入研修事業」の実施報告

本事業の目的

 機械工業の基盤を成し、モノづくりの発展に欠かせない金型産業における海外産業技術者の受入研修事業が、日本の金型規格や用語の国際標準化と、金型産業の国際連携のそれぞれに果たしてきた役割および課題を各国参加管理者・技術者との議論をもとに明らかにするとともに、金型産業における日本と各国の今後の更なる国際連携方法について考察する。

本事業の内容

  • 1) 世界の金型産業の現状を把握する
  • 2) 機械工業振興における金型産業の位置づけを明確にする
  • 3) 日本の金型産業の特徴を明確にする
  • 4) 平成13年度〜平成21年度「海外産業技術者の受入研修事業」の実績を紹介する
  • 5) 「金型産業経営管理者研修」(DDMI-1、DDMI-2コース)を実施する
  • 6) 「海外産業技術者の受入研修事業」の意義、役割、展望、課題・問題点を明確にする
  • 7) 世界における国際標準化の状況と課題を明確にする
  • 8) アジアとの国際連携方法を考察する

「金型産業経営管理者研修」(DDMI-1、DDMI-2コース)について

 AOTSでは1968年度(昭和43年度)から産業技術者を対象に、日本企業の現場で技術習得を行う研修コースを社団法人日本機械工業連合会からの受託事業として実施してきました。2001年度(平成13年度)からは、裾野産業、特に製造業の土台となる金型産業に焦点を当て、開発途上国と日本とのビジネス連携を推進することをねらいとしたプログラムDDMI(The Program on the Development of Die & Mold Industry)を実施しています。長年の実績とノウハウを生かし、平成22年度は、本事業の下で「金型産業経営管理者研修」を2コース実施しました。

DDMI-1コース

研修期間:2010年12月13日〜12月24日
テーマ:金型工業会の設立・運営
対象国:金型工業会が設立されていない、
もしくは設立されていても未成熟な開発途上国
対象者:金型を製造している、もしくは金型を使用して生産活動を行っている
企業・団体等の技術者、管理者、経営幹部
使用言語:英語
研修会場:財団法人海外技術者研修協会[AOTS] 横浜研修センター(YKC)
参加者:
国地域名 人数
 アルゼンチン 1
 エジプト 4
 カンボジア 1
 ケニア 2
 スリランカ 1
 パキスタン 5
 バングラデシュ 3
 ブラジル 2
 ベトナム 5
 メキシコ 1
 合計 25

DDMI-2コース

研修期間:2011年1月19日〜2月1日
テーマ:国際標準化、国際連携の推進
対象国:金型工業会が設立されている開発途上国
対象者:金型を製造している、もしくは金型を使用して生産活動を行っている
企業・団体等の技術者、管理者、経営幹部
使用言語:英語
研修会場:財団法人海外技術者研修協会[AOTS] 横浜研修センター(YKC)
参加者:
国地域名 人数
 インド 9
 インドネシア 6
 タイ 7
 フィリピン 5
 マレーシア 2
 合計 29

本事業の成果

本事業の成果物として、調査研究報告書「海外産業技術者の受入研修事業に関する調査研究」を作成しました。


講義、発表会(DDMI-1)   講義、講義(DDMI-2)
見学、発表会(DDMI-1)   見学、講義(DDMI-2)
講義、発表会(DDMI-1)   見学、講義(DDMI-2)